庶民の弁護士 伊東良徳のサイト

たぶん週1エッセイ◆
短くわかる民事裁判、建設中
ここがポイント
 短くわかる民事裁判のコーナーが500ページに達しました
 まだまだ完成には遠く、ぼちぼちやっていきます
 2024年秋から作業を始め、2024年12月31日から順次サイトにアップしている「短くわかる民事裁判」のページが、今日現在で500ページに達しました。
 「短くわかる」といいながら、全然短くないじゃないかと思われている方が多いと思いますが、以前なら大きなテーマを1ページで説明しようとして長くなっていたのを、できるだけ1ページには1テーマをという姿勢で書いているので、前のやり方に比べれば短くなっているはずです。
 それでも、やはり書く以上はできるだけ詳しく正確に説明したいという思いがあり、当初考えていたよりは1つ1つのページが長くなってしまっています。
 このコーナーでは正確性を重視して、出典をできるだけ書くようにしています。基本的に、裁判で使える、裁判所に通じる材料を提供するという気持ちで書いていますので、法令と判例以外の引用は、学説と明記して民事訴訟法のコンメンタールを引用しているところ以外は、基本的に書記官研修所で用いられているもの、裁判官の書いたものにしています。
 判例も原典に当たりやすいように、裁判所Web掲載のものを優先し、該当ページへのリンクを張っています(判決文への直接リンクだといつのどこの判決かが特定できないので、各判例の裁判所、日付、事件番号等が掲載されているページにリンクを張っています。そのページの一番下の方に判決文へのリンクがあります)。裁判所Webに掲載されていないもので判例雑誌など紙媒体にしかのっていないものは、最初の頃は避けていましたが、やはり実務のより正確な解説、裁判で使える材料の提供という点から、紹介した方がいいものは、出典を明記して引用するようにしました。
 それらから、初心者、一般人には少し取っ付きにくく思えるかも知れませんが、正確に知りたい人、自分でも調べたい人に相当程度満足いただけるようなページになっていると思います。

 書いていてつい深掘りしたくなって1ページのために数時間も調べなければならなかったりすることもあり(紀伊長島町と事業者の巨額裁判をめぐる訴訟救助=「法人の訴訟救助と資力要件」とか、危険・有害施設周辺住民の原告適格関係の記事とか、たぶん他では読めない詳しさか…)、なかなか進みません。
 8か月くらいかかって500ページ書いても、まだ書けた分野は限られています。弁護士業界サイトのサグラダ・ファミリアのようになるかも知れませんが、ぼちぼちやっていきます。
(2025.6.6記)

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