たぶん週1エッセイ◆
サイトを開設してみてわかること
 このサイトを2005年3月21日に開設して3ヵ月半がたちました。その前は、私も、見る側だけだったのですが、運営側、管理者側になって初めてわかったことが結構あります。

  検索サイトあれこれ

 サイトを運営する側としては、多数の人に見てもらうためには、基本的には検索サイトが頼りです。まあ、莫大な広告費をかけるとか(法律事務所の場合、そういうとこもありますけど)、あちこちのブログに自分のサイトの紹介とリンクを書きまくるとかすれば別なのでしょうが、そういうこともしたくないし。
 検索サイトは多数ありますが、goo、インフォシーク、biglobe、nifty(@search)、aol、excite、livedoorなどの検索エンジンは、キーワード検索すると、結局は Google の検索結果が表示されています。大手の検索サイトでGoogleとは全く別の検索結果が出るのは、Yahoo! Japan と msn くらいだと思います。
 Googleは、サイトの公開をして登録すると、ロボットが読みに来て、自動的に検索に乗せてくれます。読みに来るタイミングがよくわからず、サイト運営者側としては、なかなか反映されないなとやきもきします。読みに来ても、必ずしも全ページ読んでいくわけじゃなくて、サイト運営者側としては、どういう基準で読んでいるんだろうと、思案してしまいます。
 サイト運営者にはとっても気になるGoogleでの順位(キーワード検索したときにヒットする多数のページのうち自分のサイトが何番目に表示されるか)ですが、これがわかりません。一般には、リンク数と更新頻度といわれているようですが、それだけではないような気がします。私のサイトは、広告は全くしませんし、知らない人からの相互リンクの申し入れも(意外にこういうのが来ます)全部お断りしています。ですから私のサイトへのリンクは、私が担当している著名事件(市民運動関係の事件)の支援者のサイトくらいしかありません。しかし、2005年5月の下旬から6月の上旬にかけて、このサイトはGoogleではかなり高く評価されていました。トップページ以外へのアクセス件数が随分増えたので自分で検索してみたところ、このころは「労働事件」で12位前後、「民事裁判」で20位台〜30位台、「刑事事件」で40位台でした。いずれも数十万件のうち、です。でも、安心していたら、6月中旬に、その種の一般的なキーワードで検索したときの順位が大幅に落ち、その後回復していません。
 まあ、Googleでの順位は、専門のHP作成業者が検索エンジン対策(SEO)でしのぎを削っていて、それでもよくわからないといわれているわけですから、素人にはわからないのは当然ですけど。
 2005年6月上旬までは、msnではほとんど検索でヒットしなかったのですが、このころ、Googleでの順位が下がるのと入れ違いに、msnでヒットするようになりました。msnには登録申請とかはしていません(できるのかどうかも知りません)。どうして、msnがこのころ読みに来たのか、急に順位を上げてくれたのか、今もってわかりません。
 検索サイト1位のYahoo! Japanは、登録制で、登録が結構厳しいですね。このサイトの開設の時に登録申請(推薦)したのですが、登録されませんでした。登録されない場合、連絡も来ませんのでどうしてダメなのかはわかりません。当時はページ数も少なく、見切り発車で公開したので「工事中」もわりとあったし、内容的にも難しかったからかなと考えています。その後、知人の意見もあり、反省して、子どもにもわかる裁判の話は原稿差し替えでかなりかみ砕きました。どんどん追加して、裁判制度の説明としては、ほぼ一通り書けました。それで2005年7月初めに再度登録申請したら、今度は2、3日で登録されました。厳しい意見をいってくれた知人に感謝! カテゴリーは政治>法>弁護士です。Yahoo! Japanで「弁護士」というカテゴリーの登録サイトは名目63件で実質15件しかありません(63件の大部分はサブカテゴリーの「弁護士会」です)。その15件のうちで今はただ1つ「new」がついているわけですから、登録された7月5日以降、Yahoo! Japanからのアクセスが急激に増えました。

  見ていただいている人々

 サイトを開設するときには、自分でサーバーを持たない限りは、レンタルサーバーと契約します。レンタルサーバーのサービスで、「リンク元」「ページ別訪問者数」「訪問者アドレス」「時間別アクセス」「曜日別アクセス」などがわかります。
 もちろん、訪問者アドレスといっても、アクセスするのに使ったサーバーのアドレス(一般の個人の場合でいえばプロバイダのアクセスポイントレベル)がわかるだけで、個人を特定できるわけではありませんのでご心配なく。私に関していえば、プロバイダはso-netですので、私がアクセスした件数はso-netの東京のアクセスポイントのアクセス件数で判断しています(自分で一々カウントしていませんから)。私以外にもso-netの東京アクセスポイントを利用してアクセスしている人はいるわけですが、それ以上個別にはわかりません。ただ、大きな企業等のサーバーからのアクセスはわかります(サーバーの名前が付けられて表示される場合は、ということですが)。原発関係で書き込むと核燃料サイクル機構(旧動燃)とか東京電力とか中部電力とかからアクセスがあって、「あっ、来た来た」なんておもしろがってます。もっとも、クロス分析はできませんので、そのサーバーを利用してアクセスした人がどのページを読んだかなどはわかりませんけど。
 リンク元は、「お気に入り」に入れていただいたリピーターの方(私の契約しているレンタルサーバーのサービスではNo Referrerと表示されます。こちらが多数派なんですが)を除く新規アクセス者で見ると、6月上旬までは、Googleの検索結果が圧倒的でした。これも、どういうキーワードで検索してヒットしたかまではわかりません(そういうサービスも可能だそうですが、私が契約しているレンタルサーバーでは、ありません)。2005年6月中旬からmsnが上昇し、2005年7月5日からはYahoo! Japanが過半数を占めています。
 意外に思ったのは、このサイトの閲覧時期です。自分のインターネット利用時間から、夜間・週末が多いかと思っていたのですが、午前9時台、午前11時台〜12時台、午後3時台、午後7時台〜8時台が多く、平日の方が多いことがわかりました。仕事中に見てるんでしょうか・・・。まあ、週末の夜にインターネットを利用する人は別の種類のサイトを見るんでしょうね。

  接触してくる人々

 トップページにメールボタンをおいていると、一番たくさん来るのは、広告メールです。事業者向けのコンサルティングのメールが多数来ています。全文英語のコマーシャルメールも来ます。アダルト系の広告メールも来ます。たぶん、機械でアドレスを拾って出しているんでしょうね。もちろん、この種の広告メールは読まずに削除しています。
 意外に思ったのは、相互リンクを申し入れてくる知らない人が、わりといることです。私は、自分の書いたことに関係あるサイトしかリンクしませんので、全部お断りしています。念のためにのぞいてみると結構まじめなサイトもあってお断りするのが心苦しかったりもしますけど。
 というように、わかったこともありますが、今でもいろいろ試行錯誤中です。
 特に、内容については、見ていただいた方の意見が一番の栄養になります。
 よりよいサイトにしていくために、内容についてもどんどん、意見をお願いします。

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